かめいのかはんしん

#12

エイプリルフールに関心がない。 どうでもいい。至極どうでもいい。 普段から 生活を彩るならどんなウソでも美徳であるから。 無論それが美しい限りで。 俺のペースでウソを。そして愛を。 4月1日。 夜の公園。狭い。 ブランコがあって鉄棒があって砂場があ…

#6

あややの唄に心を奪われた不覚。 瞬間は「永遠」に永遠に分解され続ける。 前者は名詞で後者は副詞 そんな言葉遊びの一羅列であり、それは真理だ。 だがそれが一体どうだというのだろう。 私たちは真理を欲しない。 それがつまらないならなおさらだ。 運命の…

かめいのかはんしん#11

2月がやけになって降らせた雨に打たれた梨華ちゃんが俺の部屋の戸を叩くから、そりゃしょうがないじゃないですか、なるようになるみたいな、とりあえず体拭くなり風呂入るなりココア飲むなりって一連のセレモニー、ああ梨華ちゃん泣いてるよ、何でないてる?…

かめいのかはんしん#10

圭ちゃんがおけいはん。 おけいはんっていうのは 関西圏内の私鉄、京阪電車の マスコット的存在。 無論、圭ちゃんはおけいはんでも おけいさんでもない。断然ない。 圭ちゃんどうだった? 俺たちのライブ。 なんて言えるわけもないよ。 いくらライブ終わりの…

#7

午前3時前おもむろに脱衣して入浴。 ホットカーペットの上で横臥、断続的な睡眠をとったのだった。 夢と現実が瞼の裏でゆるくスパークし、身体の平衡感覚に軽微な支障をきたす。 暖気と寒気のせめぎ合いで下半身が妙に発汗している。重い。 「お風呂に入って…

#8

あいぼんの「カワイイ」という存在範疇について - 第18回世界あいぼん会議の精細な議事録をあくまで私的に 記そうかと思ったが各派の圧力が怖いのでやめる。しかし今年も 紛糾したなぁ。去年はうやむやのうちに終わったからって 私怨じゃねえのか、いやに…

#9

あいぼんがあらわれた。 まいまいがあらわれた。 やじーがあらわれた。 やじーはようすをみている。 まいまいはようすをみている。 やじーはようすをみている。 まいまいはようすをみている。 やじーはようすをみている。 あいぼんはようすをみている。 まい…

かめいのかはんしん#5

俺は説教してやることにした。 さゆ、君の罪は重いよ 全部計算ずくだろ? 「コンニャー」とか「さゆみんこ」とか ウサギの着ぐるみに飛びついてみせたり パニクったり、「ヤなの」を連呼したり 全部計算だ計算 いけないことですよ 男を騙そうとして悪い子だ …

かめいのかはんしん#4

「あなたは私に何を求めていたの?」 しんしんする大気−原子のゆるい振動は遅い朝焼けを塗りこめ塗りこめ乱し反射し。 そんな中矢口真里の黒目は誠実で私を見据える。私には計りきれない誠実さが そこにはある。しかし実のところそれはシルエット、明らかで…

かめいのかはんしん#3

友達の前では 「あいぼん」 じゃなくて 「加護ちゃん」 って言っちゃうんだ ごめん 「いーーーっ いいよぅべつに 恥ずかしい?」 いや恥ずかしいというか 何でしょ 何となくね 「ふーん 何なら加護ちゃんでもいいじゃん普段から」 「別に無理することない」 …

かめいのかはんしん#2

音楽は手段でしょうか 手段でしかありえないでしょうか これはエゴイズムの断末魔で 側頭部がキシキシ痛みます。 年末の高揚は持ち越されず 川底のような微流動の生活が帰ってきました。 生暖かい布団の中のような生活です。 パッと作った鼻唄、ふとこぼれ出…

かめいのかはんしん#1

エキサイティング! 年明けて二日、近所の餃子の王将で晩飯喰らおうと思って 店に入ったらエキサイティング! 一問目のシルエットクイズの時点、早押しコンマ5秒で その正体見破られちゃうぐらいのヤクザofバリバリ田舎チンピラヤクザが (二問目はヴォイス…

メメントモリラテン語で言われなくたってわかってるさだけど変だ疑ってみる価値は充分あるんじゃないのかだって死は知られないじゃないか言うまでもないことだ死は体験できないさ死を死ぬことはできない死の品詞がなんであってもね我々が関わるのは厳然と他…

れいなまつり

れいなまつりに行きたくないですか? 今日はいつもお世話になっている 新開地のバーで弾き語りをして 久しぶりだ 久しぶりにオリジナル曲などやった いつもはカヴァーばっかり ハロプロ関連もやったりしたり れいなまつりに行きたくないですか? れいなまつ…

もーまたスターウォーズ見に行ったん? 何回見たら気がすむんよ えー男のロマン そんなんわからへんもん えっもう一回行く? えーうそやーありえへん 正気? 正気ちゃうんやあかんやんw たまには たまにはうちも誘ってよー なんちゃって あいぼんと映画館に…

ハロプロ妄想作文、亀井絵里の下半身のパワーを象徴として