釣りごろ釣られごろというほのめかし

http://anond.hatelabo.jp/20080211125755
匿名ダイアリーに対する流儀、培われ共有されるアプローチなど知らないですけど。
感情論と道徳のおはなしとモノを作ることと著作権の問題と複製デジタルテクノロジーの倫理の問題、転載の問題、「パクり」問題、「パクり」糾弾問題、『「パクり」糾弾問題』糾弾問題などの闇鍋で、あたり判定がでかすぎる、でかすぎてまるでおいしそうでないなどの理由から、誰もが避けて最後まで鍋に残るものは何か。誰か食べてあげて、残り物には福があるらしいよ。

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「モノを作る」ことをそろそろちゃんと免許制にするべき。最終的に「表現一般」の免許。表現の自由はとにかく空気を読まれないので、ここまで明らかにしないと守られないだろう。自由の遂行。同時に「複製デジタルテクノロジー」を使用することも免許制にする。科学技術に対する応用倫理などの見地もここで発揮されるのじゃないでしょうか。
著作権の醍醐味は「モノを作る」そのことに対する著作者の責任を見えなくするところにある。著作者を守る(ので、あなたたち「モノを作る」こと、それに付随する全ての事態に責任持つという義務を履行しなさいよ)、というアナウンスメント、カッコの部分がいつもスピーカーオフになってるから、けしからんと思いました。

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・パクられたお母さんはかわいそうだと思う(感情、同情のレベル)。
・パクりするなんてプライドあるのかしら(モノを作ることに関する理念のレベル。「パクり」問題)。
・パクりをパクりと同定することの可能(『「パクり」糾弾問題』糾弾問題から、モノを「作る」こと一般へのおはなし)。
・モノを作ること一般に敬意を持つことはありうる(おおまかに道徳のレベル)。
・人が作ったモノをパクるなよ(わりとずっと通用している道徳のレベル)。
・しかしデジタルデータとしてウェブにアップした「モノ」って何なのだろう(懐疑)。
・デジタルデータをアップロードすることとダウンロードすること(所有、デジタルデータの技術の問題など)。
・デジタルデータは誰のものなのか、またどう扱われるべきなのか(新しい規範、ネットマナーなどの問題)。
・デジタルデータはデジタル技術が支配してるってのは絶対的じゃないの(現実適応を離れて、デジタル技術自体の原理的な問題)。
・タンブラーする人は全員が全員無断転載する人ではないですよ(タンブラーする一人としてのエクスキューズ/主張。特殊の問題を一般論へするとき、その逆のときの手続きの問題)
著作権についてちゃんとこの社会に参画する成員全員が、その内容、適用範囲、法的な根拠やら含め何から何まで学ぶといいですね(皮肉めいた希望、希望めいた皮肉)

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ちゃんと著作権について勉強しようと思いました。