ライブハウス商売についてわたしが根暗に考えていること

何の約束も会話も無いライブハウスのノルマは業腹だ。何のためのノルマかということを出演者と経営者がギリギリコミュニケーションとれたらいいな。
普段ライブハウス行かない人間の言うことですが。ライブハウスのスターシステム、序列のシステムって一つの方便で、意味が磨り減ってってる、と思うけどそれはどれぐらい自明なのか。大きな資本へ参入する価値が相対化されてることはみんな気づいてて、なら、旧態依然でいけるわけがない。原宿で歩いてたらスカウトされました、みたいな物語が好きなんですよ〜。いかんいかん!いや、いかんことはないけど、自分で作ることが以前より相対的に可能になった、ということ。
例えば、あそこのライブハウスにいけば、いい音楽やってる、だから週末はいく、って習慣が、一般に文化的営為として成り立つだろうか?そういう習慣、文化があれば、あそこのライブハウスに出たい、と出演者は競争する、かもしれない。逆にそのような習慣を一から根づかせようとするなら、まったく大変だろうけれど(思ってるより大変じゃないかもしれない、何故ならわたしは普段ライブハウス行かない人間なので、自分が色々わからないだけかもしれないから)、理想自体、内容としてどうこうでなくて、じゃあそれを出演者と経営者はわかちあわないと、少なくともコミュニケーションして可否がないと、だめじゃないかしら、という話で、それで、先頭の業腹云々につながる。ノルマは当たり前じゃない。
ライブハウスは慈善事業じゃない。じゃあライブハウスは競争してるのだろうか。ライブハウスもっと群雄割拠したらいいのに、って思う。内側を知らないので、怠惰に見える。出演者はキャッシュディスペンサーじゃないわ。わたしは経営者にしばかれるべきだ。
もっと違う需要、供給のかたちを考えてて、それは東京で店舗物件借りて、というはなしに繋がる。