お

おめでとうございます。

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去年の写真画像で一番好きだったのはこれらプレイボーイのたかしゃいれいなだと思ってた。

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賭博者 (新潮文庫)

心理へ迫るには淡々と描写するのがいいのだろうか。気の触れていく過程が手に取れて気持ち悪いぐらい肉薄する。

あの時わたしは、有り金残らず、すっかり負けてしまった……カジノを出て、ふと見ると、チョッキのポケットにまだ一グルデンの貨幣がころがっていた。『ああ、してみると、食事をするだけの金はあるわけだ！』―わたしは思ったが、百歩ほど行ってから、考え直し、引き返した。わたしはその一グルデンを前半に賭けた（その時は前半がよく出ていた）、実際、祖国や友人たちから遠く離れたよその国で、今日何を食べられるかも知らぬまま、最後の一グルデンを賭ける、その感覚には、何か一種特別のものがある！

そうだ、ロシアンルーレットの国！なのか？賭け事なんてやめ給えって止めるのはあほらしいし無粋。比較するに生活は色あせてしまうけれど、これは馬鹿にしてるなんてのでなく、真剣な対決、賭けの生活との、どうしても相容れないがゆえの排除の激突のようである。賭博者にバランスなんて。