デジタルフォトテクニック 2007年 11月号 [雑誌]

デジタルフォトテクニック 2007年 11月号 [雑誌]

愛読書「デジタルフォトテクニック」を買いに書店に。カバーが女の子なので毎度恥ずかしい。俺は石器時代の硬派で鳴らしているのだ。詰襟だって一番上までびっしりだったさ。殊写真撮影についてなら、ピンホールカメラから日光写真まで、ありとあるカメラそのものの造形の美しさを、また撮るということの快楽行為を、知っているし、それ以外のことには目もくれず生きている。女の子なんて皆、ファインダーの中に収まってしまえばいいのにな。あるいはこの世が全部暗室ならいいのに。硬派だからレトリックも若干硬めだ。今号もカヴァーに鈍臭い真っ赤なゴシック体が踊る踊る、その地には女の子のアップ。赤毛の、栗色の、たおやかな、微笑。キュッとあがった口角と、頬のふくらみ、それらの傾斜の交差。俺は雑誌をとって、その女の子にキスをした。サティの「おまえが欲しい」が頭の後ろで流れた。
ワルツのリズムでカウンターへ(俺はこんなに踊れた!)、店員さん店員さん、この子の名前を俺は知りたい、教えてください?
 

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というようなことがチラホラあったとかないとか。
 

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ドカけつショットもありつつも、何だかちょっといつもの亀井絵里じゃないね、という余所行きの。
 

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亀子の地元っ子力はすごい。
竹富からプーケットまで一貫してる。これらは南国だけど
きっとカナダでもそうだったんじゃないだろうか。