http://d.hatena.ne.jp/ozaken/20070811
ozakenさんからインスピレーション。
 

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メロディネス×コード=コンポジション5選
 
1.寝坊です。デートなのに…/モーニング娘。
2.シンガポール トランジット/後藤真希
3.笑っちゃおうよ BOYFRIEND/Berryz工房
4.クラクラ ディナータイム/美勇伝
5.ダイアリー/松浦亜弥
 
内容は、メロディ(主旋律だけではなく)と、その背景としてのとコード感の流れ、それらの組み合わせによる構成といったところか。要は、渾然とした流れである音楽を、分析的にあるいは便宜的に要素として弁別しているに過ぎない。でもこのポイントを音楽一般を聴取する際もっとも重要視していると思う。このポイントで、ワーって盛り上がっちゃう。
「寝坊です。デートなのに…」はリズムに富んだメロディと転調、コード進行の組み合わせがぐっと来る。「シンガポール トランジット」はBメロのコード進行が肝なのかなあ。そのままそれがサビにまで浸透していく。そこに載るメロの物語。「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」は「アドバルーン 恋のバルーン」のリフレインがダイナミズム生んで、さらにコーラスがハーモニーが導いて、転調のサビがパッと入ってくるのがいい。サビは対照的に音域が高い。「クラクラ ディナータイム」はユニゾンパートのパワーと転調するサビのパワーの均衡が。この曲はメロディ、各パートの存在感でお腹いっぱいになってしまう。「ダイアリー」は派手さは無い。コード進行がとても静的だ。静的だが微細な変化があって、その上でメロディが一貫しているように感じる。