人間が人間に関わる、
教育でも管理でも啓蒙でも
それら関わりは非対称的だ。
愛にも傲慢にも暴力にもなりうる。
個が個に相対する時ですらぶれてしまう価値は、
その範囲が類になれば、推して知るべしであろう。
それでもあきらめないし開き直らない
ギリギリなのが
人間の鈍感だし、美徳でいいと思う。
 

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人身売買と子役スターの悲劇の差は
あらゆる意味でそんなにない。極端
 
ある主義とそのアンチが同じ車輪を回してる
という事態はよくあるのだと想像する。
交換の歴史の頂点が未曾有の資本主義だ。
それは自律的だし己を超越していこうと
拡大拡張に余念がないだろう。
交換のエントロピー
 
バタイユは「蕩尽」という。存在論
エネルギーの経済論。
価値論のカテゴリーでそれを捉え直すならば
どうなるだろうか?
「美しい」蕩尽は可能か?
「正しい」それ「善い」それは?
 

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あいぼんを喪失することの
文化的喪失の重さを思い知るといい。
「文化」のファッショ
「カワイイ」のファッショ
「女の子」のファッショ
 

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罪と罰
「罪」が道徳の象徴で
「罰」が倫理の象徴であると読む。
 
倫理の普遍性を個で受け取るという逆説。
道徳と倫理は別の次元にある。
 

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アフリカの飢餓、能登地震
モンゴルのストリートチルドレン
赤ちゃんポストナノテクノロジー
アルツハイマーの予防薬の開発・・・
 
俺は今からピアノの練習をする。
誰が天秤にかける?