みきてぃについてうっとり夢想した。
この人には何もウソがないのではないかと思う。
正直者ということではない。正直であってもウソついても
それはウソではない、ということであり、願わくばこれを
ただの言葉遊びにしたくないのだ。
 
彼女の振る舞いは真正である。
彼女が鼻をずるずるする時、それは真正な鼻ずるずるである
ということだ。
何か隠された真理のようなものを想定して、それが彼女において顕現する、
というようなことを言いたいのではない。
 
といったことをみきてぃに直接言って
「キモいですね」と言われたい節はある。
(「キモい」というステータスを奪わないでくれ!後生だから)
それは厳然とあるのだけど
そのためにこういうことを言うのではない、と言いたい。
 
私はみきてぃが笑顔だとつい必要以上に顔をほころばせてしまう。
それが何故だかわからないが、そのことが上記の夢想と関係していたら
それは何かSFぽくて楽しいだろうなと思う。
 
次は女の子に「キモい」と言われることの文化的快楽について
考えたい。