サムシング梅雨

http://d.hatena.ne.jp/alta/20100518#p1
ナガモトさんに書いていただいた。「春に狂わないわ」について。ありがとうございます。
うれし恥ずかしいです。嬉しいのは批評性があるのならそのことです。誰かに言葉をつむがせる何かが自分の関与した作品にある?それはにわかに信じられないことです。
自分が何よりこだわっているのは、メロディと鳴っている音の組み合わせ、それと詩の「面白さ」です。それもシンプルにそれらにおける形式面、今丁度自分が読んでる菊地さんの本「憂鬱と官能を教えた学校」のタームからひけば、音声音響情報の側面におけるそれらです。対して、意味は内容は音韻は、時間の問題になる、反省されて得られるものだといえるのかしら、と。音声音響情報が「面白けれ」ば、意味は後から「面白く」ついてくる?じゃあ立ち返るにそもそも「面白い」って何なのだ?定義は難しい。ただただあまり深く考えず、思いつきです。
ともあれ、どちらにせよ、上記のそれら要素は組み合わせの問題なので、自分と同じ考え方を共有する誰かがいずれすることであるだろうという認識です。そのような自分の認識も、現代音楽を筆頭にした芸術の歴史から見るとほんの片隅の領域をかすめるに過ぎない、と物事を知れば知るほどそう思うようになりました。すごく謙虚な人みたいだけど、裏返せばとても傲慢でいやみです。と、書き改めることの意味合いをも何となく感じるうえでそのように書くのです、いかがですか。
声で得をしている、と思うこともあり、好かれないこともあるのでは、とも思う。声は、ほめられるよりはけなされる方が圧倒的に少ないです。ぼくは頭と顔のサイズが大きい。それが有利に働いているのでは、と想像しますが、わかりません。ナレーションの仕事を下さいー。発音がよくない可能性は高いですが、、、
嬉しいことは続きます。「春に狂わないわ」増刷中です。http://iwaoka0.com/no_mad_on_spring.htm CDで買っていただく機会がしばしばあって、去年の春3月、まだ1年ちょっとしか経ってないのか、とも思うのだけれど、それ以来ゆっくり色々な方に手に取っていただいています。ありがとうございます。これはナガモトさんのスローテイルと関係するかもしれない。こんなに長く続くなんてまったく考えていなかった。といってもまだ1年なのか、と。
「春に狂わないわ」というタイトル好きです。「弾き語り」はほんとに難しい。わけがわからずやってるそのまま押し通してる部分も大きくあると思う。ところで、次のアルバムに載せる曲、ほんとは2枚目のアルバムに入る予定だった曲の宣伝をします。「さよならの声」です。弾き語り形式ではないです。音大きいかも。
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次のライブは、弾き語りですが、より自分の好きなようにやろうと思っています。5/29日土曜日7時からustreamもやりますので、是非の是非!