待ちわびてたので買ってました。言うまでもなくいい顔するんだよこの子達ほんとに。ステージの特別。濃いぜ、匂うぜ。リハとか楽屋裏とかは花園なのでピーピングして申し訳ない気分にもなれるし。ライブDVDより写真集の方が、時間(軸)に制約されない分、好きかな。いや鑑賞の動機はそれぞれ異なるだろうけれど。
いつでもいい顔してるアイドルは操作があるかしら?ライブ写真は編集者によっても特選されてるはず。この子らはきっとこの瞬間に凝縮してる。集中してる。爆発してる。すげー楽しそうにしてる。写真は不思議だという最終的な感想が定刻どおりいつもどおりやってくる。そして写真は、アイドルそれから女の子に形式としてあってる風に思う。人間なんだけど、人間じゃなくてよい彼女たちを受け取る側は容易に選べるから。ひょっとしたらそのときの自分も人間じゃないかもしれない。人間的じゃないかもしれない。写真集は、今の自分には彼女らの媒体として、彼女らを媒介するものとして自然だ。あんなに神聖視していた物語が時折邪魔に思えるぐらいに、即物的に彼女たちの写真を楽しんでる。それでもやはり、物語を読んでしまう、時間を過去を記憶を想起してしまうのだけど、それでも。心地よい分裂の境地にいるみたい。いえいえ特別でない、何と言うこともないこと。
フォトテクニックデジタル 2009年 05月号 [雑誌]

フォトテクニックデジタル 2009年 05月号 [雑誌]

これもさゆだから手に入れた。またあどけないね、あどけないターンのさゆ。