そして誰も踊りだす

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℃-uteのあれを見た。映像、コントラストがとてもいいの。万華鏡みたいな色づかいだけど、まったく派手でない。画質の問題があるのかもしれないが。そこはDVDで確認したいところ。影の作り方がいいのかしら。それから、舞台装置すげー。それぞれのアイテム単品から、組み合わせまで凝ってる。ネオンとか、後ろの白塗りの踊り子とか、花火とか。全体が夢幻的。先に立つわけではないが、怖く思うところもあるかも。それは意味不明さに由来するのか。カットのシーケンスなんかが意味不明ぽい。何かどこか怖いというポイントで「メトロポリタン美術館」を連想した。例えば、おなじみの女の子顔面アップが無かったりしたら、つまり、不明という意味での匿名(ベリの匿名でなく)の演出だったら、安心じゃなかった、端的に怖かったかも、と更に想像してみる。
曲はミュージカルの一曲みたい。短いってのが大きいのか。アレンジはキックが効いてたり、ジャジーなエレピかな、目立ってたり。ともかくこんな曲だとは思わなかった。テンポ遅くてどろっとしてる。へヴィネス。とりわけあいりさん、彼女はひとまず世界で一番唄のうまいカッパというような把握でよいのだろうか。人間界の話をしています。
℃-uteはプロという偏見を持っている。何をしても洗練されてる、あかぬけてるイメージ。改めて対照せずとも、ベリとのイメージの違いを面白く感じる。ベリっこはベリっこでやはりとても今時だろうし、現代っ子で都会っ子なんだろうけど、℃-uteのそれとはまったく違うように思う。