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- 作者: 根本好伸
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2008/04/24
- メディア: 大型本
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表紙にある笑顔、この笑顔はいつまでも変わらない、と思いきや、封切るに表情がたくさんで、大人ぽくあったり、メイクで変わる部分と、それ以外の彼女の深化していく部分?マクロとミクロがあるのかなあ、と。巨視的に遠くから見たら、とても子どもっぽい顔つきで、狼では合法ロリという語句が舞い舞いする、その理由があるような、うなずけるような。量多い髪結い上げて髪型作って、ナチュラルメイクに産毛のうなじのシーンは、本当に幼い表情ばかり。でもぞんざいにストレートな髪下ろして耳隠されると、途端に別人に見える。顔の表情がどう見えるかというのと、それらの環境、装置、表情以外の部分との相互作用みたいなのがある、ってのは一般的にそうかもしれないけれど、そして、前の写真集で強く思った部分がまさにそこであるかも、といってみても面白いけれど、ミクロの微視的な顕微鏡的な、要は個体としての歴史としてのガキさんを見ようと(あるいは見たいと)すると、どの写真にも見えてくるのは、この子の本来の表情の豊かさが一定の閾値を突破して隠されることなく出てきた、そんな現象の肉薄なのかしら、など。雪国でワンピース、エスキモーポンチョで雪ん子が新鮮に見えた。美女なのか美少女なのかどっちよどっち、はっきりしてくれなくても困らないわ。