こち亀100巻まで揃った
ネタバレ
STEEL BALL RUN vol.15―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (15)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/02
- メディア: コミック
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罪の意識を具体化現前化させるスタンドを持つ敵自身が大いなる罪人である。嫌な戦闘イベント。でも「罪」あるいはその意識自体に関しては至極あっさりクリア、だろうか。テーマ化されず通過といったところ。
- 作者: 山本英夫
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/02/29
- メディア: コミック
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人間の精神の在りようをホムンクルスとして知覚できる能力が身についた主人公。自分含め人々の深層心理のイメージを得ることができる。今その能力の開発のきっかけとなった人物と向き合っている状態。といっても闘争ではなく、いえばセラピー、カウンセリングの関係とでもなるだろうか。総じて、自己と他者の関係、なんていえそうだけど、漫画自体あるいはテーマ自体が精神医学的にどう、というのはわからない。読者をメタ視させる隠喩はあるかも?
- 作者: 長尾謙一郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/03/04
- メディア: コミック
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濃厚。10巻完結らしいけれど。一編一編が短く、なかなか読むのにもパワーいる。6〜7年連載したということになるのだろうか。5巻あたりから作者の精神が怖くなる。それまでは、およそ「常識」的な指標があって安心の笑いなんだけど。そういうストッパーがぶっ飛んで消えてしまうことで異常を感じるようになる。制限があることで、やっと認知できるといった話かも。ボケっぱなしでもなく、安っぽいシュールでもナンセンスでもなく、意味の眩暈と吐き気とか。