Expired
 
ちょっと続きメモ。
 
技術で既存文化を、その在り方をカタストロフする。
じゃあどうなるか。
 

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何かを作るには様々なコストがかかる。
それを交換するためにはそのコスト以上のものを払う。
等価交換はなくていいし、
世界は(というと曖昧にすぎる)
それによってどんどん増殖する。
 

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無料の音楽を聴けるか?
2つポイントを置く。
「無料」と「聴く」。
 

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「無料」「ただ」は贈与に関わるか?
純粋贈与はやはり不可能だろう。
まず交換と贈与の質的差を考えなければならない。
そこに量的な差しかないと考えることはできそうだ。
つまり贈与はポトラッチのように時差はあれども
常に返報などの交換に逢着する、ということ。
 
上記は「交換」「贈与」を一般的に
扱うことを前提している。あと
エネルギー論的、存在論的側面は捨象して
しまっている。
 

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音楽を「聴く」こと。
 
全ての音楽を条件なしで
例えば「無料で」聴ける時、人は
音楽を聴かなくなるのではないか?
 
これは交換不全の仮説だ。
 

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純粋贈与に相対的に近づく、
そこから再び音楽が発生するという
新しい地平