ハロプロヲタ」が「ハロプロ」以外のことについて書く(喋る)ことはとても興味深く、
それらに触れることは楽しい。それは己がハロヲタであることを証明しうるだろうか。
 
ハロヲタ(であること)が趣味の問題であるとして
ハロプロヲタ活動」は多趣味のうちの一つに過ぎないのだろうか。あるいはそのような
多趣味を根本的に規定付けるような、その人間の根拠でありうるか
(後者の場合、その人は生まれながらにしてハロヲタである、と要請できる。ハロヲタ ア・プリオリ説)。
 
卑近だが、5億円やるからハロヲタやめなさい、と言われたら、ハロヲタはどうするだろうか。
亀井絵里(任意)を嫁にやるからハロヲタやめなさい、と言われたらどうだろうか(一ハロヲタンドリーム)。
何らかの理由で、明日から菓子パンオンリー、マグロ漁船にただ載せられる、
ハロプロつんくの夢の中の存在で彼の目が覚めたらなくなった(誰の記憶にもない)、
フォトンベルトの中に入って、のきなみメディア消費できなくなる、
といった場合、ハロヲタハロヲタでなくなるのか。
逆にハロヲタハロヲタであるとはどういうことか、ということである。
 
マイノリティとしての誇り、屈折した快楽、大衆批判、
排除項にいながら、積極的にトリックスターの役割を演じること(既成価値体系を動揺させる)。
 

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さてもさても、シブイさんとこ経由で色々また。
 
任意に。
カーネーション #EDO RIVER (LIVE -2002)

鍵盤とリードギター
レスポールjrのレンジ広いワウが心地よすぎだわ。
 
カーネーション #ANGEL (LIVE - 2004)
http://www.youtube.com/watch?v=uYUNzzLPrq8
こちらはトリオ。
ハードコンプレッションなベースとスーツに赤いレスポール
おっちゃんバンド。サビのディミニッシュの重ね方が面白い。
 
カーネーションは長いバンドなんですね。
 

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Mars Volta
 
音量注意!!

映像の音ズレもすごいけど、迫力もすごい。
バカバカドラム(バカバカ叩きまくるドラム)やら変拍子やらの嵐。
アット・ザ・ドライヴインの人がからんでるのか。
 
The Mars Volta Cerpin Taxt
http://www.youtube.com/watch?v=X6hz_k4xua0
アメリカ的価値なんて書くと大仰だけど、何の恐れもなく
更にそれを二極化して「明朗」と「フリーク」にわけて、誇大妄想をひとり高めるのです。
さあらば、このバンドはやっぱり明朗の極だろうな、と思う。
ヴォーカルのパフォーマンスなんかはまんまそう。
アメリカのプログレはカンサスぐらいしかしらないから系譜的に
どうとか概括的にどうとかはわからないのだが。
あとマッチョイズムが肉体へのコンプレックスのあらわれだとして
そういうアメリカ病を感じるのが実に楽しかったりする。
CDもぜひ聴きたい。