yomayoma2006-04-24

サブカル」と「オタク」を考えたいなあ
考えたいなあって思ってた。それはとても素朴に
自分がどちらの圏内にいて、どれぐらいその要素を
持ってて、といったような興味をちょっとばかし持ってるからだ。
勿論直感的にどちらというのはあるのだけれど、まあ改めて。
あと、相対的に巨視的に、もし仮にこの世界がその二つの属性・在り方
実存で区分できるなら、それぞれについての見識を深めることは
これからの私の人生をより楽しく彩るだろうと今思った。

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とりあえずありのままに、今肉付いてる情報による決算で。
 
サブカル」と言えばヴィレッジヴァンガードを直接的に連想していた。
あそこに初めて行ったのはいつだったか忘れたけれどウゲーって思ったのをとても色濃く覚えている。無名の、B級の者達の怨念、うらみつらみがこんなにもたくさん!という感受=ウゲーであった。
そしてそのウゲーは瞬間的に嫌悪へと変身した。「サブカル」って息巻いても、メインに対する反応という意味で通り一遍だし、何より、その反応、反応することという部分にのみ命を懸けている、そんな在り方に、おぞましさをすら感じたのである。つまり、中身がまるでないんじゃないか。節操もないし、といった印象。
この見解はたくさんの誤解から成立している、と今だからこそ言える部分はある。あの頃は私も血気盛んな田舎の若者でした。今はすっかり老成です。とはいえ、単純に語義から言えば、メインカルチャーのサブ、つまり「下の」とか「下位」とか「亜」であるところのカルチャーなのだから、店に陳列されてる物からいえば、上記の直接的連想も、当たらずも遠からずといったところになるのではなかろうか。ヴィレッジヴァンガードで提供されるものはサブカル・グッズである、と。これで少しは述語判断として粗さがとれたような気がする。
 
ここまで自分の中をまとめて問題。
・「メイン」と「サブ」の対立構図の自明性(観念的に、事実的に)
「メイン」と「サブ」はそんなにはっきりと分かれてるのだろうか?何となくこれはメイン、これはサブって判断できる気もするが、それらの根拠はそんなにはっきりしているわけではない。
 
それより大きく
・「メイン」と「サブ」の関係性一般
大体「メイン」が「メイン」であるということからして危うい。「メイン」「サブ」の自同性が確保できない。価値観の多様化といってしまうと簡便に過ぎるかな。

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というわけでちょっとコツコツ勉強しよう。
 
ウィキの「サブカルチャー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
 
メモ(任意)
http://artifact-jp.com/column/otaten199909.html
http://d.hatena.ne.jp/nittagoro/20050322#p1
http://d.hatena.ne.jp/nittagoro/20050324#p1
http://d.hatena.ne.jp/./kagami/20050428
http://d.hatena.ne.jp/naozane/20050429
http://chiruda.cocolog-nifty.com/atahualpa/2006/03/vs_1218.html
http://d.hatena.ne.jp/nittagoro/20060423#p3