#13

早朝お風呂にて。
 
湯船に足を曲げ浸かってる俺。
 
頭洗ったあややが湯船にdive in。
 
「よっこいしょーいち」
「あーそういうこというからあやや年齢サバ読み説が出るのだよ」
「うるせ」
 
 
チャプチャプ
 
 
「ねぇねぇねぇねぇ」
「なによ」
 
「あーやややややっやっややー!」
 
「・・・」
「・・・」
 
「うるさい」
「はい」
 
「・・・」
 
 
チャプチャプ
 
 
「ねぇねぇねぇねぇ、ねぇねぇ」
「だからなーにーよ」
 
「ドットドーットスラァッシュ!」
「・・・」
「スラァッシュ!」
ザバー
 
「湯船狭いからやめてね」
「・・・はい」
「お湯減るから」
 
「・・・」
 
 
チャプチャプ
 
 
「ねぇねぇねぇ」
「・・・」
「俺さ、君の唄で『ダイアリー』が一番好きだったかもしれない」
「・・・」
「でもさ、最近『NAMIDA』と『ハピネス』が一番をとっちゃった、劇的にね」
「・・・ふーん」
「ふーん、てそれだけ?」
「・・・別にぃ」
 
 
「スラァッシュ!」
ザバー
 
「だぼ!おまえ、許さんで(グーで殴ってくる)」
「あわわ、出た姫路の血!*1

*1:ローカル、神戸市民の姫路市民に対する一般的イメージ