へその緒カウボーイ、don't shed tears any more before my tomb

FNS歌謡祭を見た。
たかしゃいがほっぺたで緊張してた。亀子が郷ひろみの後ろのポジショニング、ちゃんと映り、亜弥さるがくまいちょーとちなこに挟まれてちびっこ、れいなのウィンク、ガキさんのデコ、みついのへそ、さゆの大きいダンス、こはも見た、ジュンジュンリンリンも見た、キャプテンしみハムりしゃこももちみやびちゃんをLOVE涙色で、よすぃこの金髪、梨華ちゃんの「ほい」、なっち矢口圭ちゃん裕ちゃんこんこんも。まぁさだけ、まぁさだけ確認できなかった。悔しい。誰のせいか?という問いはここでまったくふさわしいものでないが、強いて言うなら、秋川さんだ。秋川さんは唄のコントロールテクニックが凄すぎた。ダイナミクスがぶれない、あの喉、頭骸骨咽頭喉頭声帯など唄うための器官を精密機械の如く訓育しているのだ。マイクをあれだけ離して唄うあのスタイル、あのマイクの指向性とベストマッチなんだろう。
ごっちんが過去VTRに映っていた。かおりんもいた。あいぼんののは映らなかった。みきてぃもまこっちゃんも映らなかった。そういうことを考えだすと悲しくなるだけなので考えない。過去VTRは思ってたより長かった。もう僕は、飛天だけに天かけて飛んでいって飛天入りしたかった。過去VTRが流れている間も飛天では、彼女たちが唄い踊っていたのに、お茶の間の僕のテレビは電波に忠実なのだ。悔しい。ところで、秋川さんの話をすると、彼は今日の朝から喉の調子がすこぶるいい、なので、今晩も調子がいいだろうと、唄う前に朝と夜の喉の調子の因果関係を説明したのだった。司会の人はあえなく軽く流したが、これは重大なお話となる。結果は実に彼の言う通り、彼の調子は凄かったのだから。やはり司会の人はもうちょっと突っ込んでそのお話について聞いてみるべきだっただろう。大目玉を食うであろう。秋川さんは、ダイナミクスがまったくぶれない、どんな訓練でああいう域に達するのだろう。ケニーGのサックスみたいにずっとべたっと一定の音が出るのだ。人間管楽器。
愛さるはエロい、ということを僕は一生涯かけて語っていこうと思わないでもない。やはり今日もエロかった。あの肢体のバランスがまずエロい。へそがエロい。へそというのは、もともとへその緒がついていた部分で、それは母体との繋がりである。その痕跡であるところのへそがエロいということは一体どういうことなのだろうか。へその緒がエロい、ということは恐らくないだろうが、へその緒が無くなった、その欠如がエロさ加減に関係しているということは、少し考えてみるに値するかもしれない。そう、見えない赤い糸という表現があって、それはプラトニックラブを想起させる、この世、この此岸におけるたった一人の片割れとのつながりの証というような意味あいを示唆するらしいけれども、僕は自分の見えない赤い糸を自分の見えないへその緒と重ね合わせて、愛さるやみついやみんなおへそを出している女の子たちのおへそに、カウボーイよろしく投げ縄するのだ、が、はなからうまくいくとも思っていず、ただひたすら馬鹿馬鹿しいものだ。亜弥さるの頭の上にくまいちょーの頭が見えた。やはりくまいちょーは大きいが、それは前々からわかっていることである。でもやっぱり実際相対してみると、おっと思う。宝塚の舞台もあった。愛さるはさぞ興奮して目もランランと、飛天のテーブルですっかりお客さんになっていたのではなかろうか。それをつぶさに捉えないなんて、フジテレビさんのカメラマンさんはちょっと気が利かないな、と思ったけれど、愛さるが宝塚ファンである、それも熱烈なそれであるということを、ただただ知らなかったというだけのことなのだろうと納得しよう。秋川さん、あなたはどう思いますか。