すまんすまん自慢

藤子・F・不二雄SF短編集<PERFECT版>3 俺と俺と俺 (SF短編PERFECT版 3)

藤子・F・不二雄SF短編集3 俺と俺と俺 (SF短編PERFECT版 3)

ケーッ、ホホホホホホホ、と怪鳥のように鳴きたい夜だ。
3ヶ月ぐらい前に古本屋で手に入れることができた。
しかも800円。
俺にとって今世紀最後の僥倖であると断ずる。
だからもう何があってもしょうがないし、例えば明日
スーパーはぼきが頭に刺さって死んでもやっぱりしょうがないな
ぐらいに考えている。
しかし何故に今自慢するのだろう。分かるもんか。
ただこれだけは言いたい、この本今amazonユーズドで15000円なんだ。
こないだまで8000円だったのに。やばいどんどんあがっていく。
そのうち800万ぐらいになるかもしれん。恐ろしい。
いや幾らになっても売る気などさらさらない。
しかし、こんこんとベロチュー権と交換だとしたら?
いやいや余計なことを考えるものじゃない。いかんいかん。
こんこんがあのアーモンドアイでちょっともごもご
「あのぅ、その藤子先生の本読みたいんですけど」
なんて具合で俺の部屋を訪れたらどうしよう。いやまさか。
いかん俺は俺の想像力が怖い。早く寝るべきだ。