混同された興奮の口吻

19歳のののに会える、ということ。
その側転で星を一砕き!
奇跡が、光が、恩寵がおっつかなくなって
いつかののは透明人間になっちゃうかもしれない。
愛されざるを得ない透明人間、オカルト。
こんな透明人間は逆にオカルトだよ、ののたん!
愛の中心点で盲点。像をうまく結べない。
 
腹肉をつまむののたん!の
腹肉をつまむ行為は禁忌だった
セルフカニバリズムの予兆だった!

最後まで見届ける勇気を皆がもう持っていた。
 
ののたん!
世の中は不公平でそれは当たり前です。
君の逆の運命をたどる人間が数多くあるだろう。
誰か両者を天秤にかけるだろうか?それは不可能だ。
人間の傲慢。
 
私たちはヘーゲルよりバタイユを選び、彼に倣う、
ののたんを全く知らないという時人はある違和に襲われる
全く知らないことは全く知っていることと同じなので
己の告白に戸惑わざるを得ないのだ。
両者は弁証されない。弁証法の悪魔。
弁証されないののたん。