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このゲテモノ！こっちに来ないで！
というわけで大満足の一枚。
　
総合的にゲテモノだ。勿論いい意味で。
新しい楽曲群が色々８０’ｓの面持ちだから、というのもあるかもしれない。
８０’ｓといっても広いが。
テクノロジーと消費（モード）の幸福な婚姻関係、とか。
無駄に気前がいい、とか。
ゲテモノは過剰から生れ落ちる。
　
３．愛〜スイートルーム〜
コーラスからキテる。ムダにゴージャス。
シンセzap音にベース音。ヒットもパッドも。
歌詞もキテるな。ポジティブ過ぎるが大言壮語
という感じもない。御名答！
　
６．Ｔｅａ　Ｂｒｅａｋ
これも随所に８０’ｓアイテム。
ダイチ先生は８０’ｓ路線が似合う。
サビ頭が英単語、マイナー調になだれ込み。キテる。
　
８．クラクラ　ディナータイム
ＡＫＩＲＡ節。正しい多幸アイドルポップといったような。
バスドラ、ホンキートンクピアノ、ブルースハープ。
Ａメロとサビが同じぐらいの質量を持ってるので
バランスが面白い。
　
１０．唇から愛をちょうだい
これは唄メロがキテる。エキゾティカ。
アラビアンか。田中直のスキゾな打ち込み。
　
１１．パジャマな時間
ロマネスク。ファルセットがキテる。
Ａメロからコードが変だ。
ファルセット→石川梨華のサビの流れは
素晴らしい演出。ライブで見たい。
梨華ちゃんの「ＬＡＬＡＬＡ」
　
１２．まごころの道
締めはしっとりバラード。
サビの入りとか、サビ同メロ異リズムとかイディオム。
　

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梨華ちゃんは歌い手として食いっぱぐれること
無いんじゃなかろうかと真剣に思う。
一度魅かれると病みつきになる。
みーよと唯やんはもっともっと歌練習してくれ。
するとだな、両者のギャップが燦然と輝きだす
至高の瞬間がいずれ訪れることになるだろう。
マライア・キャリーと梨華ちゃん、フレディ・マーキュリーと梨華ちゃん
パパロッティと梨華ちゃん、といった按配はときめく。
歌の価値転換。
コペルニクス的梨華ちゃん。
　

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