昨日夢を見た あれはいつの頃
妄想をつづる
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愛ちゃんは真摯
まこっちゃんは照れ屋
れいなはガキンチョだが
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握手会ステージに上がる前ともなると
さすがに体内の血の廻りがみるみる加速しだす。
その動揺を感じてまた一層動揺に踏み込んでしまう。
その上奴らのペースに脅かされないようにいることは
とても困難だ。制御の困難。
自我のライン工場が出来上がる。
ヲタは見事に管理される。
最大の敵はスタッフでもメンバーでもなく
己のうちにあると想定すると気が楽になる。
いかにマイペースでいられるか
詳しくは
何の為の握手会という機会なのかについての
一念を体現することの重要性が己において
どれほど明らかにされているかが問題だ。
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私の失敗は
朝っぱらは通常より声が出にくい分
いつもより声を大きく出さなければならないという
小学校の時の音楽の先生の教えを守らなかったことにあろう。
愛ちゃんにおはよーと言うも
声は小さい。蚊が鳴いている。
まこっちゃんに対してもれいなにもそうだった。
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何故「おはよう」作戦でいったのか。
握手会で「おはよう」と挨拶を交し合えたら
それはこの条件下において、なかなか意義ある
コミュニケーションの形の一つなのではないかと考えたからである。
条件とは勿論高速握手会である。
つまり1秒やそこらのレベルの世界である。握手会レース。
それから私自身特定のメンバーにがっつく理由がないことも
一条件に含まれるだろう。
しかし躓きは無念なことに私の声だしにあった。
恐らく彼女達には「おはよー」と言語的に
理解できる音声レベルではなかったと思う。
「あら蚊が鳴いたわ」と愛ちゃんは思ったかもしれない。
「飯食って元気よく」とまこっちゃんは思ったに違いない。
れいなにいたっては「何何この人何て発音したんだろう」という顔。
れいなは本当にクエスチョンマークの顔でじっと見てくれた。
つまりれいなは人の話をちゃんと聞こうとするいい子である、と
そう言いたいわけです。
これは妄想的自慢である。
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