エイジアの真ん中で

愛の第６感
愛せそう

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「春の歌」は
かおりんとりかちゃんだけというのも
面白かっただろうな
この二人がしっくりくる

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「直感〜時として恋は〜」
「逃した魚は大きいぞ〜」以下のディミニッシュ混じりのリフレインに
女の子の力を感じる

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今晩は久々に鍵盤を叩いてきた
大分間違えた。
来週はイベントです。

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「レモン色とミルクティ」
エイジアで
エイジアン・フラワーズ思い浮かべる
変拍子のユニークな唄

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エイジア中のエイジアン・フラワーズ
きれいな夢を重ねよう
うちひしがれたエイジアン・フラワーズ
新しい時を奏でよう

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「エイジアン・フラワーズ」佐野元春

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私もそうだったし
たとえば田中れいなもそうだ
エイジアンのフラワーズだ。

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でもふとこう思う
私は何者かと問うときに
エイジアンという規定は大雑把過ぎる。
つまり佐野元春の呼びかけが直接的に私を呼応させることはない。

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でも田中れいながエイジアン・フラワーズというのは
何かいいな。いや田中れいなはいいな。
エイジアは広すぎる。田中れいなそのものがいい。

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「アイデンティティ」という言葉で何かを理解できたらいいな。
エイジアンの田中れいな。ジャパニーズの田中れいな。
アイドルの田中れいな。○○中学に所属する田中れいな。
女の子・田中れいな。
彼女が彼女であること。
小数点以下円周率に居並ぶ羅列期の私の標本が出来上がる。

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（「田中れいな」と名指される彼女はもう
田中れいなそのものでないだろうか）

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友人が以前中島らもをひいてくれた。
曰く、目に見えるものは光が目に飛び込むことによって見えるわけである、
光は光の速さで私の目に飛び込むだろうがしかし
それは常にどうしようもないタイムラグを伴う（光の速さ＝タイムラグ）
光の像でしかない。
私が1cmの距離で田中れいなを見つめようとも
それは田中れいなの光の像でそのままの田中れいなではない、
今は今でない。今≠今
常に田中れいなの過去を追うのだ。
（突き詰めれば合理という名の非合理的交換に行き当たろう）

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（要請された「物自体」は
なかなかロマンチックな存在という側面でも語られたりする）

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タイムマシンでもどうしようもないことがある

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まぁ
田中れいなは近似値的に存在して
それでおしまいでいいじゃないの
れいにゃれいにゃ

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ジョニーウォーカーいくら飲んでも
酔っ払わないのは何故か。
酔いたいときに酔えないのは侘しいなぁ